今年度で閉校する十文字第一小学校でさきほど、閉校式典が開かれ、多くの思い出の詰まった学び舎に別れを告げました。
十文字第一小学校は、明治10年 四道(しどう)学校という名前で設立され、143年の歴史があり、
今日の式典には、児童と教職員、来賓、関係者など多くの人が参列しました。
髙橋大横手市長は式辞として「にぎやかな声がこだまするこの素晴らしい学び舎で、校庭の大きなゆりの木に見守られながら子ども達は勉強にスポーツに励んできた。この歴史ある学び舎が閉校を迎えることは在校生や卒業生、地域のみなさんにおかれましても惜別の思いはひとしおと思う。統合校では次代を担う子供たちが新しい時代を力強く生き抜く力が身につけられるようこれまで以上に、地域と学校との連携を図りながら地域に根差した学校づくりに努めたい。」と述べました。
また、江畑譲(えばたゆずる)校長は、「十文字第一小学校は多くの方々の期待を担い、地域のシンボルとして歴史の一歩として踏み出した。長きにわたり輝きを放ってきた日々、そこには充実した学校生活があり、友達とのふれあいがあったはずです。そして、常に地域の皆様の姿がありました。学びはつながっていきます。自信を持って大いに活躍してもらいたいと願っています。」と挨拶しました。
十文字地域には4つの小学校があり、いずれも今年度で閉校し、来年度からは、現在建設中の十文字小学校に統合されます。