秋田県内陸南部を中心とした記録的大雪を受け、髙橋 大 横手市長は昨日、秋田県に災害派遣を要請しました。
それを受け秋田県は陸上自衛隊に災害派遣を要請し、今日から横手市の木造の小学校校舎や倒壊の恐れがある高齢者世帯の雪下ろしや除排雪作業に当たっています。
今日午前からは陸上自衛隊秋田駐屯地 第21普通科連隊の派遣された隊員100人が50人ずつに分かれ横手市立栄小学校と横手市立十文字中学校の校舎周辺の除排雪作業と雪下ろしを行いました。
除排雪作業は、十文字中学校は午前で終了しましたが、栄小学校は終日続きました。自衛隊員は、普段見ることがない雪の量に驚きながらもスコップやスノーダンプで手際よく下ろしていました。
陸上自衛隊秋田駐屯地 第21普通科連隊 第4中隊長の 千葉 幹夫さんは「想像以上に雪の量が多いが、安全確認を怠らず作業に当たっている。雪害で困っている方が多い今、出来る限り尽力する。」と話しました。
また、横手市立栄小学校の髙橋典穂 校長先生は「年末年始の大雪で校舎の屋根には150㎝以上の雪が積もっていた。自衛隊の除排雪作業は非常に助かっている。冬休み明け14日に子供たちを安全な校舎に迎えることができる。」と話し安堵していました。
明日以降は、市内の山間部など、孤立の恐れがある集落の要支援者の家の除雪を行う予定です。