秋田ふるさと村の一部が20日、リニューアルオープンします。
リニューアルオープンするのは、ワンダーキャッスルの3階と4階、そして星空探検館スペーシアです。
今日は報道向けに内覧会が開かれました。
ワンダーキャッスルは21年ぶりのリニューアルです。大幅にトリックアートを入れ替えるなど、デジタル技術と融合した体験型アートの世界に生まれ変わります。
51作品のうち5つは動画撮影も可能です。
また、WONDERFULMAPPINGは、ウェブカメラとプロジェクションマッピングを駆使してCGに参加できる東北初登場の仕掛けです。潜水艦で海の中にもぐったり、宇宙へ飛び出したりする映像が目の前に広がり、その場で体験しているような臨場感が味わえます。
星空探検館スペーシアは、7年ぶりに機器の更新を行い、最新システムやハイスペックのレーザープロジェクターを導入。これまで以上に鮮明で美しい星空が映し出されます。座席とカーペットは開村以来27年ぶりのフルチェンジ。幅広でゆったり、抗菌仕様のシートになりました。
また、正面入り口にはAKITA民俗芸能アーカイブスが新設されました。国際教養大学が保有する県内の民俗芸能に関する資料を活用し、大型パネルとタッチパネル式で、秋田の文化を広く紹介します。動画の説明文は多言語表示で、インバウンドに対応しています。
秋田ふるさと村の佐藤丈浩さんは「遠くに出かけなくても、最新のアイテムを身近で楽しめる。感染症対策も万全を期しているので、安心して来てほしい」と話しました。
秋田ふるさと村のリニューアルオープンは3月20日です。