先月31日から、秋田ふるさと村をメイン会場に、一般社団法人横手市観光協会主催で「よこて菊まつり」が開催されています。
秋田県内の菊の愛好家が育てたさまざまな菊の花、およそ2300点が来場者の目を楽しませています。
よこて菊まつりは昭和44年から始まり、今年で52回目。横手市菊花展示大会と秋田県菊花展示大会も同時に開かれています。
秋田ふるさと村 彫刻広場には「大菊の三本立て」や「だるま作り」などさまざまな仕立ての菊が並んでいるほか、撮影スポットとしても人気の場面展示、アマビエをデザインした玉菊アートも見事です。
遠山委員長がこどもたちのためにつくったキリン。顔にはマスク。顔の部分は遠山委員長のシャツで作ったそうですよ
横手市の中野眞市さんは、大菊厚物部門で最優秀賞である経済産業大臣賞を受賞しました。中野さんは「菊を育てて30年になるが受賞は初めて。励みになる。今年は気候変動の影響で開花時期を合わせるのが大変だったが、工夫したかいがあった」と喜びを語りました。
種苗交換会に合わせた特別製仕立て。3色の千輪咲。
よこて菊まつりの会期は11月9日までで、菊の展示は、横手駅と横手イーストでも行われています。
11月7日には、メイン会場の秋田ふるさと村で武将パフォーマー「清原紅連隊」のおもてなし公演があります。
横手市観光協会は、来場の際、新型コロナウイルス感染対策のため、マスクの着用や手指消毒、ソーシャルディスタンスへの協力を呼び掛けています。
私のような、菊に詳しくない人に遠山委員長から楽しむアドバイスをもらいました。
「菊の大きさ、形、花びらの揃え。自分好みのものを見つけてみては?」